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植毛の方法ってどうなってるの??教えて!!

植毛とは、その名のとおり直接頭皮に髪の毛を植えつけることで髪の毛を増やす方法です。植毛には人工植毛と自毛植毛の2種類があり、人工植毛は合成繊維で作られた毛が材料となっており自毛植毛は自身の毛を材料とします。

人工植毛ってなに?

人工植毛は全く髪の毛のない方でも行うことができ、植毛量に制限がないため禿げた部分を完全に隠すことができます。

原料は主にポリエチレン・テレフタレートとポリブチレン・テレフタレートという素材から作られています。人工血管にも使われている材料ですので安全性が高く、実際に手にとってみても本物と区別がつかない程、完成度が高いです。

しかし人間の体にとって人工植毛は異物であるため、人によってはアレルギー反応等の副作用を引き起こす場合があります。

人工植毛手術 実際の流れを解説!

人工植毛の手術はまず髪の毛選びから始まります。その人にあわせた色・太さを選ぶことはもちろん、白髪まで選ぶことができますので、希望に沿った髪の毛を選択することができます。

続いて、選んだ髪の毛をどのように植毛するか計画を立てます。当たり前のことですが人工植毛は伸びたり生えたりしないため、植毛した髪の毛そのままの状態が続くわけです。したがってここでの計画作りは非常に重要なものとなります。

植毛の計画立てが完了しましたらいよいよ手術です。局部麻酔をした後、傷跡が目立ち難い後頭部から1本ずつ専用の針を使って植毛をしていきます。

この作業で髪の毛の流れやヘアスタイルが決まってしまうため、ここは非常に慎重に行わなければなりません。およそ1時間で500〜800本程の植毛という感じですね。

手術後は入院の必要はなく日帰りすることはできますが、数日間は痛みや化膿の心配があるため、痛み止めや化膿止めを飲む必要があります。また1週間程度は洗髪することができません

人工植毛のメリットとデメリットを知っておこう

人工植毛の最大のメリットは植毛する量に制限がないことでしょう。手術費用は1本あたり250〜500円程度で部分手術なら50万程度、広範囲の場合は120万程度かかりますが広い範囲の薄毛をカバーできるのは大きな魅力です。

その反面アフターケアを含め費用がかかってしまうのが難点です。また、人工植毛も普通の髪の毛と同じく抜けてしまいます。目安としましては1年間で4〜8割程度は抜けてしまいます。

抜けた部分から新たに髪の毛が生えるわけではありませんのでその都度手術を受ける必要があるため維持費として1年間に15万程度必要です。

また人工植毛の部分は伸びることはありませんので常に同じ長さ状態である不自然さは否めません。アレルギー等の副作用が問題とされていますが、近年は研究が進みそのような症状は少なくなっています。

自毛植毛ってなに?

自毛植毛とは自身の髪の毛の一部を薄くなった箇所に移植する植毛方法となります。量の制限こそありますが、自分の毛を使うため、アレルギー等の心配はありません。また伸び方も自然ですし、植毛した箇所が完全に元の毛となって自分の毛として生えてきます。

髪の毛で悩む人にとって治療がばれないということは非常に重要な要素です。そのため近年では、その自然さから自毛植毛が好まれ研究が進められています。

自毛植毛手術 実際の流れを解説!

現在主流となっている自毛植毛の手術方法について紹介していきたいと思います。下準備として、後頭部から側頭部の髪の毛を4cm以上にしておきましょう。

まず『デザイン』と呼ばれるどの部分にどの程度植毛したいのかカウンセリングを行います。髪の毛は生え際の仕上がりで状態が決まってしまうため事前の打ち合わせは重要です。

次に、ドナーと呼ばれる植毛のもととなる髪の毛を採取します。下準備としまして、後頭部の一部を2〜3ミリ程度刈り取ります。麻酔をかけ傷口の目立ちにくい後頭部から頭皮ごと髪の毛を幅1cm程度の帯状に採取した後傷口を縫合します。

続いて、ドナーをグラフトとよばれる移植株に切り分けます。目安としましては4本程度ずつに切り分けます。髪の毛を区分することで狭い範囲から採取した髪の毛をそれよりも広い脱毛部分をカバーすることができるのです。

グラフトを作る作業と並行して、患者の頭皮にスリットと呼ばれる1〜2mmの小さな切れ目を入れます。(この切り目に先ほど区分けした髪の毛を移植することになります。)毛の生える方向や密度を考慮し、その後自然な髪の毛が生えることを考慮しないといけないため高い技術が必要となります。

スリットに切り分けたグラフトを移植します。
(スリットを入れた時と同じく、移植した際の角度や密度によって仕上がりが変わってくるので重要なところです!)移植した直後は髪の毛の密度が薄いですが、これらが成長することで自然な状態になります。

移植は、迅速さと慎重さが求められる難しい作業です。(移植するグラフトが新鮮なほど術後の発毛が良くなるため。また、グラフトはとても傷つきやすいため。)目安としましては、約2時間で5,000本の植毛をします。

植毛が終わった後、最終チェックが完了すれば手術は終了です。人によっては数日間痛みが残る場合がありますが最新の手術方法ではほとんど痛みは残りません。基本的には日帰りができるため気軽に行えるのも魅力といえるでしょう。

自毛植毛のメリットとデメリットを知っておこう

自毛植毛の最大の魅力は、移植後に定着することで自分の髪の毛を取り戻すことができることです。定着率も90%と高くなっているので自然な髪の毛を取り戻すことができます。

1本あたりの費用は500〜1000円程度で平均すると100万円程度かかり、同じ範囲の人工植毛に比べ手術代金は倍近くかかります。その代わり術後のメンテナンスが必要ないため手術代金以外の費用が必要ないのは大きな魅力といえるでしょう。

しかし自分の髪の毛を使うため、1度の手術で3,000〜5,000本程度が限界となっているため治療できる範囲がどうしても狭くなってしまいます。そのため頭皮全体をカバーすることはできず部分的な治療に限定されます。

人工植毛と自毛植毛それぞれにメリット、デメリットがあります。ご自身の頭皮状態と予算にあった植毛方法を選びましょう。

人口植毛と自毛植毛のメリットデメリットまとめ

《 人工植毛のメリット 》

  • 手術代金は1本あたり250〜500円程度で自毛植毛の半額程度となっている
  • 基本的に手術範囲に制限がないため広範囲の植毛も可能である
  • 広範囲の脱毛に悩む方にお勧めの植毛方法
  • 《 人工植毛のデメリット 》

  • 人工植毛は1年間で4〜8割程度抜けてしまうため維持費に1年間15万程度必要
  • 常に同じ状態の長さのため不自然さが目立つ
  • 手術代金自体は安いが維持費がかかるため長い目でみたら自毛植毛の方が安く済む
  • 狭い範囲の植毛を考えている方にはお勧めできない
  • 《 自毛植毛のメリット 》

  • 移植した髪の毛は成長して新たに生えてくるため自分の髪の毛を取り戻せる。
  • 定着率も90%近くと非常に高い。
  • 術後のメンテナンスが必要ないため手術代金以外の費用がかからない。
  • 部分的な脱毛に悩んでいる方にお勧めの手術方法。
  • 《 自毛植毛のデメリット 》

  • 自分の髪の毛を採取して移植するため3,000〜5,000本程度が限界となっており、広範囲をカバーすることができない。
  • 1回の手術代金は1本当たり500〜1,000円で平均すると100万円程度かかる。同じ範囲の人工植毛に比べおよそ倍程度の費用となっている。

  • 【植毛のデメリットについて、さらに詳しは 植毛のデメリットとは?きちんと知っておこう!! の記事でご紹介しております。】