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かつらか、増毛か?増毛の欠点に気づき悩む私

完成した人工髪約400本を薄さが気になる頭頂部に結び付けて出社した当日。いつもより自信に満ち溢れた私に対して、A先輩が言いました。「お前、薄いな!」


よりにもよって、今日、それを言うのか———。さすがは同僚の中でもっとも若ハゲが進行している男(前頭部からと頭頂部からのダブルパンチをもらっている30歳・・・)。「薄毛は薄毛を知る」とでもいうのか、その目は欺けませんでした。


A先輩の一言が私に与えたショックは計り知れないものでした。決して誇張しているわけではありません。考えてみてほしい。薄毛が気になりだした(自分しかまだ気づいていないはず)段階ですぐに対策を講じ、数十万円を投じて人工毛を作り(育毛コースと合わせれば、百万円近い投資である)、それを何時間もかけて地毛に結び付けてもらい、万全の体制と思って出社したにもかかわらず、「お前、薄いな!」と言われたのです。約百万円をドブに捨てたような気分になりました。


その1週間後、アートネイチャーに駆け込んだ。クレームを言うためです。「お前のところの人工毛、何の役にも立たないじゃないか!」———。もう少し穏便な表現だったような気もするが、とにかく、憤って文句を言ったことだけは間違いありません。それに対して、アートネイチャーのスタッフは、「400本くらいでは、増えたようには見えないんですよ。1000本か、できれば2000本を結び付けないと・・・」。それを聞いた私が、「400本を結びつけるのに、2時間くらいかかりましたよね。2000本なんて可能なのですか?」と尋ねると、スタッフは「半日以上かかりますね。会社社長や弁護士の方は、自宅まで来させて、リラックスした環境で結んでもらっていますよ」と答えました。


唖然、呆然である。会社社長や弁護士と一介のサラリーマンを一緒にして説明されても、まったく納得できません。そんなことよりも、先輩から二度と薄毛を指摘されないためにはどうすればよいのかを知りたいのです。すると、スタッフは「毎週400本ずつ結んではどうでしょうか」。そんなことをすれば、あっという間に人工毛のストックが尽きて、私は再度数十万円をかけて人工毛を作らなくてはなりません。


残された選択肢は、カツラ(アートネイチャーでは「製品」といい、決して「カツラ」とは言わないとのこと)をかぶることです。だが、人工毛の何倍も高価であることに加え、「人工毛まではギリギリ許せても、カツラかぶる自分は許せない」という抵抗感が、その選択肢を採らせませんでした。


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