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オーダーメイドのカツラを作る過程 。完成までドキドキです

サイは投げられた———。
ローンを申し込んだからには、もう、カツラ(もとい、「製品」)を作るしかありません。まずは、型どりです。


既製品のカツラを付けるのと根本的に違うのは、アートネイチャーの場合、それぞれの頭の形や毛量、薄毛の箇所や状態に合わせて、オーダーメイドで製品を作るという点です。この型どりが上手くいかなければ、製品と頭皮との間に「存在してはならない隙間」ができてしまいます。


型どりのプロセス自体は簡単なものでした。
熱く熱せられた透明ラバーを頭の上に乗せられたあと、グイと引き伸ばされます。そのまま固定された上で、マジックペンでつむじの位置やどの辺りからネットが必要かなどの情報が透明ラバーに書き込まれる。


「これは、ハリウッドの特殊メイクなどで使用する素材なのですよ」とスタッフが説明してくれたが、特にセレブな感じはしません。何とも奇妙な、わびしいというか、他人に見せられないというか、複雑な感情がその時の私を支配していました。


透明ラバーが取り除かれた。特に髪に付くことはなかった。
カツラを作るために貴重な地毛が大量に抜かれるようなことがあれば、損害賠償を請求してやるつもりだったが、さすがにそんなことにはなりませんでした。


次のプロセスは地毛のサンプルの採取。髪の毛の太さや色などを把握して、人工毛を作るためだ。このプロセスはあっという間に終わりました。


その後は、ネット部分の説明がありました。格子状にするか、ストライプ状にするかなどを聞かれたが、正直、よく分からないので、スタッフのおすすめの方で決めていきました。ただし、「余計なお金はかかりませんよね」と念を押すことは忘れませんでした。


人工毛オンリーにするか人工毛と人毛の混ざったものにするかについては相当迷ったが、混ざった方にすることに決めました。価格が若干安い点を重視したというよりも、仕上がりの自然さを重視した結果でした。


耐久性がやや劣る点については、「大事に使えば、もっと長持ちさせられるはずです。そもそも『耐久性が劣る』という説明自体、より高価な人工毛オンリーの製品を選ばせる営業トークなのでは?」とあまり気にしませんでした。


髪の長さは現状の髪型をそれほど変えないことを前提にした。
あとは、できあがるまで、約3ヶ月間待つだけです。その時の私は、「誰にも分かりませんよ」というスタッフの言葉を信じていました。


いや、信じたい気持ちでいっぱいだった。

3ヶ月後には、元通りの毛量の自分、自信に満ち溢れた自分が復活するはず。その日が待ち遠しいです。


⇒ 次は「アートネイチャーのカツラを遂に装着。その仕上がりは?」