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カツラはバレないのか?検証1日目

1個あたり50〜60万円もするアートネイチャーのカツラ(業界用語でいう「製品」)を着用して出勤する1日目です。
この日は自信とドキドキ感(もっといえば、恐怖感にも似た感情)が入り混じってていました。

製品を着用している以上、「お前、薄いな!」とA先輩に指摘されることはないはずです。


むしろ、心配なのは、他人の薄毛に敏感で自らも相当薄毛が進行しているA先輩から、着用を見抜かれることなんです。


アートネイチャーのスタッフは「まず、分かりません。芸能人もお客様にいらっしゃいますが、テレビで見ても分からないでしょう」などと言ってくれるのだが、画面越しで分からなくても、至近距離で見れば見抜かれることもあるのではないでしょうか。


何しろ、毛量が圧倒的に増えているわけだし、薄毛の気になっていた頭頂部も地肌は完全に隠れています。
このパーフェクトさが逆に、A先輩やその他の同僚の疑惑を掻き立ててしまうのではないでしょうか。


しかし、出社して1時間もすると、こうした私の心配は杞憂に終わりました。


誰も不自然さを指摘しなかったのです。


念のために、取引先の人や友人、さらにはいとこにも酒を飲むなどして反応を見たが、何も怪しまれることはなかった(ように思えました)。
「髪の毛、切った?」とさえ聞かれませんでした。


製品をセットする際に、地毛をカットしているにもかかわらず、です。


自分で分析すると、私の薄毛がA先輩を除けばほとんどの人にはわかっていなかったこと、そもそも薄毛の症状がそれほど進行していない状態でカツラの着用に踏み切ったことが、バレずにすんだ大きな理由だったのではないでしょうか。


もし、薄毛が相当進んでいた段階で、いきなり着用するのであれば、バレバレだったに決まってます。


ふさふさのカツラを着用する前に、一度、別の(髪がほんの少し増えた)カツラを付けるなどして、段階的に増やしていけばバレないのかもしれませんが、コスト的にはとんでもないことになるでしょう。


こうして私は、カツラ着用1日目という、危険極まりない日を何とか乗り切ることができました。


基本的にカツラは常に着用しているだから、今の髪型のイメージが標準的な私のイメージとして定着すればよいのです。


髪型をほとんど変えることができないという不便さはありますが、それは「髪型にあまり頓着しない男性」というイメージを同僚や友人たちに植え付ければ、なんとかなるものです。


カツラを着用すること自体がイメージ戦略であるわけだが、カツラの着用がバレないようにする工夫においても、イメージ戦略は非常に重要になってきます。


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