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装着しながらのシャンプーは大変

カツラ(製品)を着用し始めて予想外に苦戦したのは、洗髪です。
ピン止めしている場合は、ピンをはずして製品を取り外し、地毛のみを洗うことができるため、それほど苦労はしません。

ところが、私のように編みこみ(製品をビーズ状の部品と極細の糸で地毛に結び付けて固定する方法)で製品を常時着用している者にとっては、洗髪はかなりの一大事なんです。


製品の取り外しができないため、当然、そのまま洗髪することになります。


ネットの隙間からシャンプーを垂らし、地毛を洗っていきます。
ネットを傷めてはいけないので、細心の注意を払って洗います。


もちろん、ネットを引っ張って地毛を引き出すようなことはしません。
製品自体が変形してしまっては、元も子もないからです。


透明ラバーで覆われている頭頂部に関しては、洗髪することができません。
ネットと違い、透明ラバーには隙間というものが存在しないからです。
ラバーだけに、水も湯も全てはじいてしまいます。


この部分の地毛を洗うことができるのは、アートネイチャーで製品交換、あるいは製品のメンテナンスを行う時だけ、つまり、月に1回程度の頻度になります。


「洗髪できない箇所は、かゆみがすごいのでは?」「夏場はにおいがするのでは?」などと当初は気にしていたが、幸いなことに、かゆみもにおいもありませんでした。


それでも、洗髪することができない部分があるということは、精神的にストレスになります。


ひょっとして、薄毛が進んでしまうのではないかという心配もありました。


かといって、毎日アートネイチャーに行って製品をはずしてもらい、シャンプーもしてもらうわけには行きません。
毎日1時間は無駄になってしまうし、そのつど料金も発生するからです。


製品は濡れると乾きにくいものです。
地毛を乾かすのに5分かかるとすれば、製品は8分、季節によっては10分以上かかってしまいます。


ここまでカツラの髪が乾きにくいものだとは予想していませんでした。


また、ドライヤーの熱風も製品を傷めてしまいます。


アートネイチャーの説明では、「基本的に熱風は使わず、冷風だけで乾かしてください。どうしても熱風を使う場合は、できるだけ遠くから風を当てるように」とのことでしたが、冬場など、冷風ではまず乾燥することはありません。


カツラを着用する前は、入浴や洗髪が大好きだった私が、すっかり洗髪がおっくうになってしまいました。


もちろん、完全に乾ききっていない製品は、地毛とそうでない部分の髪質の差が目立ってしまい、役に立ちません。水分は製品の大敵なんです。


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