トップへ > カツラ、植毛、育毛剤、すべてを実践した男のシンデレラストーリー > ついにきた!カツラを外して出社する日

ついにきた!カツラを外して出社する日

とうとうX-Dayがやってきました。10年以上もカツラ(専門用語で言うところの「製品」)を着用し続けてきたのです。その私が、ついに製品をはずして、会社へ出社する日です。5年以上、一緒に仕事をしてきた上司や同僚たちに気づかれないこと、それが肝心です。

全てはこの1日に!

全てはこの1日にかかっています。
製品着用時とはずした後のギャップに気づかれなければ、翌日以降はもう楽勝です。
X-Dayに合わせて、髪を比較的短めに切り、こざっぱりとしたスタイルにしました。


ボリュームアップのためにスタイリングムースも約10年ぶりに購入しましたが(製品にムースなど必要なかったし、そもそも人工毛を傷めるだけですから)、結局使いませんでした。
ただでさえ、髪の長さやボリューム感が違うのです。
10年以上ムースを使わなかった男がムースを使用すれば、さらに目立ってしまうのではないかと心配したからでした。


「(製品を)はずした」のではありません!

「あれ、○○○さん。髪切ったの?」———。
私が出社すると、いきなり女性社員が声をかけてきました。
別の社員も「ずいぶん短く切ったねぇ」と話しかけてきました。
私は心の中で、細く笑んでいました。


そうそう、「切った」のです決して「(製品を)はずした」のではありません。
そこのところをよくわかってくれているではありませんか。


カツラ、製品、薄毛、ハゲはもう無縁の言葉

この会社のB社長は、「お前、薄いな!」と厳しい指摘をした以前の勤め先のA先輩以上に、薄毛が進行しています。もう少しでバーコードハゲになりそうなくらいに。
私よりも6歳年下であるにもかかわらずです。
しかし、A先輩と同様に、「薄毛は薄毛を知る」ということで、B社長に製品をはずしたことを気づかれるかもしれないというおそれがありました。


製品をはずしたことを気づかれるということは、当然、製品を付けていたことまで気づかれるということ。
「うそつき」「信用できない人物」として、出世に響くかもしれません。
または、B社長には不可能な自毛復活を成功させた社員として、いじめにあうかもしれません。下手すれば、退職勧奨されるかも。


そうした考えは杞憂に終わりました。
B社長も、私が製品をはずしたことに気づかなかったのです。
私はこれまでの全てが報われた気がしました。
カツラ、製品、薄毛、ハゲ———。いずれも私とはもう無縁の言葉なのです。


ついに、私は普通の人に戻ることができたのです。
これで、短く切った髪が伸びれば、全ては元どおりになります。
今日は10月の第一月曜日。初雪が降るまでには、十分伸びるはずです。
もちろん、空気が乾燥して静電気に悩まされることもないのです。


⇒ 次は「 薄毛に戻らないために!衝動買いした頭皮ケアグッズ(1) 」