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毛髪培養ってなに?最新情報をわかりやすく解説しました

毛髪培養というと、ちょっととっつきにくい言葉の響きですが、簡単に言うと髪の毛の根っこと周りの細胞を採って増やす事です。

この増やした細胞を再び、髪の毛の薄い所に移植して薄毛の治療を行います。

これまでは、毛髪培養による薄毛の治療も完全に発毛できるという確証がなく、革新的な研究が待たれている所でした。

ノーベル賞を受賞した山中教授が研究するiPS細胞を使った再生医療のニュースは、記憶に新しいと思います。

この再生医療を利用した方法が毛髪培養に取り入れられて、新しい薄毛治療が進められています。

まだ実用化されていませんが、待たれる最新の毛髪再生医療の途中経過をまとめてみました。

薄毛と育毛の治療はここまで変わった

薄毛と育毛の治療方法にはいくつかあります。

(1) 直接、毛髪や頭皮に働きかける方法
(2) 今ある毛髪を利用して増毛する方法
(3) 毛髪を移植する方法
(4) 毛乳頭細胞を採取して、培養してから移植する方法

(1) 直接、毛髪や頭皮に働きかける方法

「頭皮の血液循環を良くして栄養を与える」という内容のシャンプーや、育毛剤、養毛剤、サプリメントを使う方法です。

育毛剤と養毛剤の効能は、

a.抜け毛を促進するホルモンを、遮断する効果のある薬品が含まれる。
b.毛乳頭に刺激を与え,発毛を促進させる薬品を使っている。
c.頭皮の血流を良くする成分が入っている。
d.毛髪に良いと言われている自然成分を使って養毛を促す。

という具合にわかれています。

(2)今ある毛髪を利用して増毛する方法

自分の髪の毛に人工の髪の毛を巻き付けて増やす方法や、特殊な人工皮膚を使って、段階的に増えたように見せる方法があります。

分け目や髪の毛の色、ヘアスタイルに至るまで、完璧にその人にあった状態にしてくれます。また、洗髪やスポーツにも対応できます。

ただし、自分の毛の成長によってヘアスタイルを維持しないといけないのでメンテナンスが欠かせません。

(3)毛髪を移植する方法

医療機関で行われる方法です。
後頭部にある頭髪は丈夫なので、この部分から、毛髪を採り薄毛の部分に移植していく方法です。

しかし、後頭部の使える毛髪には限りがあるので、増やせる毛の量は 10,000〜12,000本位が限界です。また、後頭部に手術による傷が残ってしまいます

(4)毛乳頭細胞を採取して、培養してから移植する方法

毛髪培養は、現在でも行われている薄毛治療法です。
上記の毛髪移植と同じで、外科手術になるので医療機関で行われています。

現行の毛髪培養は、後頭部の毛髪を採り、毛乳頭をクローン技術で培養してから、薄毛の部分に移植する方法です。

以下でさらに詳しく説明します。

従来の毛髪培養法

髪の毛は根っこから栄養をもらうだけでなく、その周囲の組織が発毛を促進させる働きがあるので、毛髪を増やす為には周りの組織も必要になります。

従来の毛髪培養法は、毛乳頭と周囲の細胞を後頭部から採り⇒これに栄養を与えながら、毛乳頭細胞を増やし⇒薄毛の部分に新しく育った毛乳頭を移植するという方法がとられていました。

ただし、この方法だと毛乳頭細胞を増やすことはできても、元気な毛髪を作り出せるかどうかが不確実だったのです。

新しい毛髪培養法

● 新自毛移植法

毛乳頭に関わる細胞を使うのではなく、毛包を含んだ細胞を採取して、毛包の一部を残し、自毛移植を行うというものです。

これまでの自毛移植法では、毛髪を採ってしまったらもうそこには新たな毛は生えてきませんでした。しかしこの方法を使えば、毛髪を採ったあとの部分にもまた新たな毛が生えてくるのです。

この新自毛移植法を利用すれば、無限に毛髪の量を増やせるということになります。

● 再生医療を使った毛髪培養法

患者さんから取り出した細胞から幹細胞を分離します。
そして成体幹細胞を作り、十分な量になるまで培養します。(これがiPS細胞)

この出来上がった成体幹細胞を頭皮に注入することにより、新しく毛包が生み出されます。

ほとんどメスを使わない施術で、治療時間は45分ほど。
幹細胞の採取は局所麻酔をした上で行うので痛みはありません。

患者さんの負担が少ない方法だといえます。

新しい毛髪培養法のメリット・デメリット

メリット

  • 採る毛髪の制限がなく、いくらでも増やす事が出来ること。
  • 自毛による植毛のように、後頭部から毛を採った手術の傷がのこらない。

デメリット

  • 最新技術が投入されるので、価格が高い。
  • 培養する細胞の寿命が短いのではないかという懸念がある。
  • 細胞が癌化するおそれがあると懸念されている。

新しい毛髪培養法について、現在も多くの国や企業が研究を進めています。あと4〜5年くらいしたら、新しい毛髪培養法として市場に出てくるかもしれません。

しかし、現在はまだ導入されていない方法です。
今後の展開に期待ですね。